淡路島一周(アワイチ run)

アワイチ

7:30頃、明石海峡大橋の近く、タコステに到着。「駐車場を探している」とタコステの従業員さんに声を掛けると「平日で人も来ないしフェリーも出ないからそこでも全然問題無いよ」と駐車を快諾頂く🚘準備を整え、空を見上げると鉛色の空☁️明石海峡大橋の最上部にガスが掛かっていた☁️雨が降りませんようにと祈る🤞

7:45頃、タコステ発🕗海岸線を反時計回りに進む🏃‍♂️登校途中の小学生4,5人から、目をみて元気な声で挨拶をされて驚いた😄知らない人なのに、元気に挨拶をしてくれてありがとう😊淡路島はめっちゃいいとこ。そして5分ほど走ると、歩道のない島の外周道路に出た。開けた海を左手に、磯の香りが漂う中、延々とフラットなロードが続く🛣歩道が無いところも多いので、ドライバーに気を配りつつ、自分の身も守る🚗🚚💨前日の豪雨の影響と、薄日が差してきて蒸し暑い💦風が吹いているとまだなんとかなるが、止まると汗が噴き出す💦島の西側は、幸せのパンケーキや、キティちゃんの箱物の建物やおしゃれな飲食店が並んでいるので視覚的に楽しめる要素がある🏃‍♂️ペースは6’40/kmくらい。ゆっくり。暑さに身体が慣れていないのか、疲れていたのか、20km手前で脚が、ふくらはぎが鉛のように重たい😭身体もダルく、とにかく横になりたかった😪コンクリートで囲まれたバスの待合場が無人だったので10分横になると、少し回復し😎

大体10kmジョグ、10分休憩を繰り返して、コンビニをエイドステーションとして使用しながら、なんとか55kmまで進んできた🏃‍♂️大鳴門橋が見えてきたところで疲労の波にのまれて、身体が動かなくなった。久しぶりの「あ、もう無理かも」という感覚😭芝生で10分横になっていると、冷たい風が通り過ぎて目が覚めた。ふらふらと歩き始めると、中学生の男女2人から挨拶をされた😊の少しあとに会った子も挨拶をくれた。こういうのなんか嬉しい。ここから地味なアップダウンを経て、65km地点の「道の駅うずしお」を目指す🌀風が涼しく気持ち良く、横になったり、挨拶したりでリフレッシュ出来たせいか、淡々と進めた🏃‍♂️

17:00、65km地点、道の駅うずしおに到着。少し食べようと思っていたら、到着と同時に目の前で支度中の看板に切り替わる😭どういうことか???と思っていたら、17時営業終了だった。。。残念😭誰もいないテラスの椅子で横になり、次の目的地の渦潮クルーズ船が出発するフェリー乗り場前のローソンまでの距離を確認📱7kmほどだった。ゆっくり休んだからか、少し復活✨余裕をかまして走っていたらコースアウトしていた。路地を経て軌道修正。

18:00、72km地点のうずしおクルーズ船のローソンに到着。フェリー乗り場を横目に、淡々と先に進む🚢ここからナイトラン。18時だったので、約10時間かけて進んできた。ここでベスパを補給。最後の補給ポイントが20時閉店なので、遅れるわけにはいかなかった。地味にキツい登りを経て、78kmホテルニューアワジプラザ淡路島に到着🏨このホテルが建てた風力発電の風車が近くにあって、結構な音量で回っていた💦折角静かな高台なのに。異様な音と存在は黄昏時と重なって気味が悪く感じた。ベスパ効果で快調に走れていい感じ✌️前半の不調がうそのようだった。

19:55、82km地点、20:00閉店のスーパー全日食阿万店に閉店5分前に到着。ここから先、36kmはスーパー、コンビニまで補給地点がない。間に合ってよかった😌買い物を済ませておにぎりを食べながら座っていると、風が冷たくなり体温を奪い始め、寒さで体が震え始める🥶急いでレインウェアを取り出して歩き始めた。食べると胃に血がとられるので、今まで感じてこなかった冷えを感じた。そしてとにかく進む。真っ暗な中、時折車に追い越されながら、消えゆくベスパの効果を感じつつもアップダウンを終える。するとフラットな海岸線に出た。

21:30、そこは灘地区だった。潮騒が聞こえて、めっちゃ雰囲気が良い。星がキラッキラだった🌟疲労もあったので、しばらく風をしのぎながら仰向けに寝そべり、星を眺める。贅沢な時間だった。灘地区を過ぎると、闇・潮騒・鹿の動く音・鹿の鳴き声・自分の吐息・足音だけの世界🌊🦌👟気づけば100kmを突破していた㊗️集中していたからか、あっという間にフラットは終わる

23:30、102km地点。海岸沿いの道が終点に到着、分岐にあたり、スマホで地図を確認。あと10kmで由良地区!と期待を膨らませる。しかし進んだ先は登り。なかなかの傾斜で約5kmのアップダウン。高低差は150m程度だが、疲労で脚が思うように動かな💦登りは歩くのが精一杯だった🚶‍♂️潮騒が消えて静寂があたりを包み、自分の足音と息遣い、風が木を揺らす音、鹿の動き回る音がだけが聞こえる。真夜中で廃屋もありほぼ肝試し状態🏚途中で車とすれ違ったが、この時間に走っている人間の存在に驚かれたのか急ブレーキをかけて暫く停車されていた。驚かせてしまったらすみません💦ようやく登り終え、「やった!下りだ!」と駆け降りる。そして街灯が見えて来た。由良地区だ。よし、コンビニまであと10km!それだけが進むモチベーションだった。
住宅地を進むが、鹿、鹿、鹿。時折自分の存在に驚いて暴走する鹿もいて、こっちがかなり驚かされる💦

25:00、112km地点のライフ由良店前に到着。当然24時間営業ではない。しかし、店の前に自販機を発見!コーラを飲み喉を潤す🍹その直後、冷たいコーラの影響で、身体が中心部分から冷えて猛烈な寒気に襲われる🥶しかも暖かい飲み物が無い!震えが止まらなくなり始め、暖かい飲み物がある自販機を探すと、100m程先の由良漁協の自販機にはあった!ホットコーヒーで胃の中から温まる☕日中は暑いので冷たい飲み物がいいが、夜間はまだまだ寒い時期。あと6kmでコンビニ!と、気を取り直して、そして気力を振り絞ってファミマに向かう🏪しかし突然の睡魔に襲われる。歩きさえも蛇行するようになったので、近くにあったベンチで横になり10分後にアラームをかけて目をつぶる。すぐに少しの間だけ意識が途切れて寝落ちした。しかし感覚的には1時間ほど眠った感じがして慌てて目を覚ましたが、アラームまであと2分だった。これは24時間以上動き続けていると起こりうることで、この寝落ちが夜通し動くには重要だと感じている。脳が「寝た」と錯覚するのだろうか。詳しくはわからないが、そのあとは眠くならなかった。
起きた後、あちこち痛いが、幸いまだジョギングができるくらいの脚はあった。海沿いのフラットな道や、壁のように見えた高低差のある橋を渡った。そして洲本温泉街に入る手前の緩い上り坂でいよいよ足が動かなくなる。下りも脚裏が痛くて走れない。1km先のコンビニが遥か彼方に感じられたが、やっとの思いでコンビニに駆け込む。36kmの食料補給無し区間をクリアした👍

26:00、118km地点、ファミマ到着。カップの卵スープとおにぎりを補給し、ホットコーヒーを飲んで、ひと眠り。と思ったが眠れなかった。足底筋がバキバキになっていたので、セルフマッサージでケアをした。30分ほどしっかり休んで走り始めたが、足が固まり、足底が痛くてほとんど走れない😢とにかく歩いて先を目指す。しばらく歩くと血が巡り、痛みが和らぎ、走れるようになった。洲本温泉街を抜けて、洲本市街を抜けると28号線にあたった。ここから28号線一本でゴール。残り34km。夜間~早朝にかけての28号線は大型トラックが速度を上げて行き交う。歩道がないので側道を走らないと先へは進めない。命の危険という意味ではかなり怖かった🚚緊張感をもって進むと集中力があがる。

27:00、124km地点、残り28km。淡路市のローソンまで意外と早く到着。補給を済ませる。少し先のAWAJIのオブジェを記念撮影する📸足はもう限界に近づきつつあった。とにかく行けるところまで行こう。その思いだけで足を一歩一歩前に進めていった。歩いては走り、走っては歩く、その繰り返し。

28:00、130km地点、残り22km。ファミマに到着。夜が明け始めた。気分も明るくなってくるが、両足の足底が悲鳴を上げ始めた。躊躇なくロキソニンを摂取した。30分程すると効果が出始めるはずが、効きが弱く痛みは引かない。次のコンビニまで13kmだったので、そこまではとにかく頑張ってから判断しようと決めた。そして徐々に歩くことさえも痛みとなり、万事休す。

朝7:30、143km地点、残り9km。足底の痛みで歩くこともままならなくなり、ロキソニンも効かず、歩いては止まりを繰り返し、リタイアを決意。そして久留間バス停でバスに乗り、リタイアした🚌体力的にもメンタル的にも弱っていると判断を間違うもの。応援者がいれば這ってでも9kmを進んだだろう。もったいないことをしたが、また挑戦してぐるっと一周してみたい。

備忘録

  • 実施時期は4月下旬の平日。昼夜の気温差が激しいのでレインウエアなどで調整が必要だった。
  • 24時間程度で一周できると見積もっていたが、トラブルなければ妥当な設定だった。
  • コンビニとスーパーを利用すれば水、食料の補給は問題なし。但し、営業時間は要確認。
  • サポート無しの場合、夜間にトラブルが発生した際、自分自身で対処できる術を身に着けておくことは重要。
  • 28号線は歩道がなく側道を通過するため危険。交通量の少ない時間帯の通過が望ましい。

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