突然ですが、皆様、ギックリ腰になったことはありませんか?
重たいものを持ち上げようとしたときや、椅子から立ち上がった時、歯磨き後に口をゆすいで前かがみになった時など、ちょっとした日常の行動中に、突然腰に激痛が走る。
その後、痛みにより歩行困難はもちろん、寝ているときに寝返りをするだけで、体を起こそうとするだけで、腰に激痛が走ります。
ヨーロッパでは「魔女の一撃」といわれるくらい突然かつ、半端じゃない痛みです。
私は先日ギックリ腰になりました。これから秋の気持ちの良い季節に移り替わるところだったのに。。。
この恐ろしいギックリ腰について少し調べてみましたので、ぎっくり腰について記載していきます。
結論
・原因→不明
・引き起こす行動→色々ある
・ギックリ腰のタイプ→捻挫とヘルニア
・発症直後(炎症期)の対処→痛みが引くまで、とにかく冷やす、安静にする
・炎症が引いた後→動かす。通院して再発防止に注力する
・治療期間→おおよそ1か月弱(程度による)
原因
医学的には特定されていません。
筋肉や骨、背骨の周りの軟骨、椎間板のトラブルなどが考えられますが、画像検査を行っても映し出すことができないため、ほとんどの場合、原因がわからないといわれています。
引き起こす行動
重たいものを持ち上げようとするときや、前かがみの姿勢をとったとき、突然姿勢を変えたときなどがあるそうです。
ギックリ腰には大きく分けて2タイプある
一つは骨、軟骨、椎間板のトラブルにより、神経が圧迫されて痛みが引き起こされるタイプ。いわゆる椎間板ヘルニアなどがこれにあたります。
ビリビリしびれる、電気が走るような痛みであれば、これは手術など外科的な処置が必要となることが多いようなので、整形外科を受診されるのがおすすめです。必要であれば大きな病院を紹介され、そこで検査を受け、治療方針が検討されるようです。
もう一つは、筋肉が裂ける、靭帯が伸び、靭帯や筋肉が動くたびに痛みが生じる、いわゆる肉離れ、捻挫によって痛みが引き起こされるタイプ。
こちらは接骨院や整骨院などに通い、治療を行うことになると思います。
発症直後(炎症期)の対処
発症してから2~3日(程度によっては1週間程)は炎症を伴うため、1時間に10分程度、アイスノンや氷をタオルでくるみ、幹部に押し当てます。保冷剤は凍傷になることがありますので、可能な限り氷やアイスノンを使用することをお勧めします。
そして、なるべく早いうちに最寄りの整形外科、接骨院、整骨院を受診しましょう。痛みの症状などから診断されるので、整形外科、整骨院、接骨院は問いません。
この2~3日は腰部が腫れると思います。腹部にかけて腫れ上がる場合は、炎症の度合いが酷いのでしっかりアイシングをしましょう。
また、通院して電気治療、超音波治療などを行うことで治療期間を短くなることがあるようです。
炎症が引いた後
腫れが引いて、大きな痛みも引いたころから、多少痛みがあっても動かすようにしましょう。
痛みが引くと通院を自己判断で勝手にやめがちですが、再発防止のために、もう暫く通院することをお勧めします。
理由は、1年以内に再発する可能性が高くなるからです。
瘢痕組織(体内のカサブタみたいなもの)を綺麗に取り除く、姿勢や背骨の矯正を行うようにすること、これらをしっかり行うことで再発防止となるようです。
治療期間
人によってことなりますが、1か月以内に完治することがほとんどのようです。
私の場合
原因:腰に鈍痛を抱えているなか、トレイルランニングをしているとき、立ちながら足底をのぞき込むような動きをとったため。と考えられる。
タイプ:接骨院の方からは肉離れ(筋肉断裂)と言われました
対処:アイシングをしっかり行えるようになってからは一気に腫れ、痛みが改善していったことを実感した。初動が治療期間に与える影響の大きさを身をもって理解できた。
初日、接骨院へ直行。電気治療、アイシング後、帰宅。帰宅後アイシング。就寝時に冷湿布を貼る。
2日目、冷シップを貼り出社、座位は腰によくないようで、腰部炎症が悪化。帰宅後アイシング。
3日目、朝に激痛に変わる。腰部の痛みが取れない中、在宅勤務。多忙につき思うようにアイシングができず炎症悪化、腰を曲げないと歩けない状態が続く。
4日目、朝、通院。電気治療、アイシング、状態が酷いと指摘を受けて今週いっぱいは安静を指示される。1時間おきにしっかりアイシング。痛みがかなり和らいできたことを実感。腫れが引き始める。
5日目、朝、通院。電気治療、アイシング、状態が酷いと指摘を受けて数日間のアイシングを指示される。1時間おきにしっかりアイシング。腰を曲げずに歩けるようになる。腫れがほぼ引いた。
6日目~、昼、通院。腫れ痛みが引き始めたので、接骨院の方と相談して歩くことから少しずつ始め、歩行後はアイシングをすることとなった。
14日目、すべての行動の痛みが完全に取れて、ジョギングOKの診断。瘢痕組織の除去、背骨の矯正に入る。
28日目、瘢痕組織の除去官僚、背骨の矯正はほぼ終わり、週に一度診てもらう程度でよくなった。
まとめ
ぎっくり腰の原因はわかっていないが、発症したらまず医療機関にかかる(整形外科、接骨院など)
炎症期はアイシングをしっかり行う(治療期間短縮、早期回復につながる)
炎症期が過ぎたら再発防止のために通院を継続する(瘢痕組織の除去、背骨の矯正など)
治療期間はおおよそ1か月以内(程度による)
以上、お大事に!